エスカダリアセラロンはカラフルの極み!

エスカダリアセラロン
ブラジルの観光都市、リオデジャネイロのラパ地区(リオ旧市街)とサンタテレザ地区を結ぶ場所にある、絶対に外せない観光スポットといえば、エスカダリア・セラロン(Escadaria Selaron)。ポルトガル語で「セラロンの階段」という意味です。

一生に一度は訪れたい芸術的すぎる階段

その圧巻の美しさで世界的に有名になったセラロンの階段は、赤を基調としたカラフルで鮮やかなタイルと世界各国から寄贈されたタイルで215段の階段が飾られた巨大なアート作品です。
現在も世界中から多くの人が訪れ、リオデジャネイロの芸術を肌で感じられる人気観光スポットとなっています。
下から見上げた時のカラフルなモザイクタイルの階段は、リオデジャネイロの青い空の下で、異彩を放つ唯一無二の場所なのです。

芸術的すぎるエスカダリアセラロン

 

“エスカダリアセラロン”ができるまで

この階段を作ったアーティストは、世界各国を旅した後、母国チリからリオデジャネイロに移住した、ホルヘ・セラロン(Jorge Selarón)氏です。
セラロン氏は、リオデジャネイロをとても気に入り、1983年からこの階段沿いの家で暮らしはじめました。
1990年から自宅前の階段を美しく飾ろうとタイルを貼り続け、次第に近所の人も作品作りを応援するようになりました。
そして階段全体を、ブラジルに捧げる巨大なモザイクタイルアート作品に仕立てていったのです。
生涯をかけて階段をタイルで飾り続け、使われたタイルは延べ2000枚以上。
60カ国以上から寄贈されたタイルが集められ、それらは作品の中に組み込まれました。
世界中のタイルが、セラロン氏の手によりオリジナリティ溢れる表現で飾られていきました。

ホルヘ・セラロンのブラジルへの想い

セラロンのブラジルへの想いを引き継ぐ地域の人々

現在、セラロンの階段は、ブラジルではもちろん、U2や、スヌープドッグなどの著名外国人アーティストのミュージックビデオや、映画等にも多数登場し、国内外から愛されています。
残念ながら、セラロン氏は2013年に亡くなってしまいましたが、現在もセラロン氏の思いを尊重し、誰もが楽しめる場所であるよう、地元警察や地域住民などが、不正に入場料を要求することを禁止し、セラロンの階段と治安を守り続けています。
階段は住宅街の一角にあり、周辺の街は決して治安が良いとはいえないエリアなので、十分に気をつけて日中や、人出が多い休日の観光をおすすめします。

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